iPad Pro を去年入手して、最初は9.7を利用し、年末に12.9初代に乗り換え、さらには2017年の新型に乗り換えました。 もともとはXperia Z4 tabletから乗り換えたこともあり、かな入力をするためにキーボードを探す旅が再び始まったわけですが、iOSの壁に色々と苦労しました。 最終的にiOS11をもってをしても、JISに対応しているのはapple純正のキーボードのみという結論に至り、サポートに問い合わせをしながら、apple Magic Keyboard を入手しました。 世間的には、iPad ProのJISキーボードといえば Smart Connectで接続する Smart Keyboard ですが、なにせ2万円弱もすることから、遠くから視線を送るのみで静観していました。 ・・・が新古品が1万円ほどで入手できたのでレビューしておこうかなと思います。 スマートキーボードですが、iPad Proに装備されているSmart Connectという規格で物理的に接続できるキーボードです。ノーマルiPadなどでは利用できません。 Bluetoothではなく物理的に本体から電源供給されて接続されるので、電池切れから解放される点はとても便利です。 表面の加工はポリウレタンの素材で、キー毎に切れ目がなく一体加工になっているため、ちょっとした水をこぼしてもサッと拭くだけの耐水性を備えています。 また、スマートカバーと合体したような作りをしており、キーボード分の重さは加算されるものの、厚さは4mmほど厚くなるだけで、最小限にキーボードとカバーを装備したい方にはうってつけのアクセサリーとなっています。 JISの盤面は、2017年の新iPadの発表とともに発売が開始されましたが、iPad Pro 9.7 や旧型12.9インチにも対応しております。 新型12.9インチ、旧型12.9インチともに試しましたが、問題ありませんでした。 かな入力の視点でレビューすると、10.5インチモデルでは、右のキー盤面が少し窮屈に配置されているのに対し、12.9インチモデルは、全てのキーが同じ大きさで配置されている点は評価できます。 左のキー配置はこんな感じ。 かな入力者にとってもとっても重要な右のキー配置はこんな感じ。 「け」「む」「ろ」「へ」あたりのキーも正規の位置です。 かな入力でないとわかんないこの辺のキー位置ですけどねw スマートキーボードを接続すると設定に、ハードウェアキーボードという項目が現れるので、そこでかな入力を設定するだけです。 設定が独立しているので、ソフトウェアキーボードではローマ字入力(12.9モデルではキーボード分離ができないので、かな入力を設定するとあいうえお順のださいキーボードしか使えないのでお勧めしない)をしつつ、 ハードウェアキーボードではかな入力をすることが可能になっております。一安心。 さて、、、キーボードのタッチ感ですが、もともとアップルストアなとで打感を知っているので高望みをしていなかったのですが、すごくフラットなので、超打ちづらいです。 Magic Keyboard も他のキーボードと比較してフラットさがあり、打ちづらかったのですが、今回のこれは、それをさらに打ちづらくした感じです。 カバーと一体型ということを割り切って使わないといけないなぁというのが感じた印象です。 私的にはMagic Keyboardを持ち歩いた方が良いという結論に至りました。 あと気になったのが、スマートカバーでは2種類の角度 こんな感じと こんな感じの角度で利用できるのですが、 スマートキーボードだと1種類の角度でしか利用できません。 ここも弱点だと思います。 あと、キーボードとカバーを兼ねている関係で、組み立てるのにすごく手間がかかるという点も気になりました。 体勢としては、角度は同じもののキーボードを使える状態と、キーボードを隠した状態で使えるのですが、あれしてこうしてと組立上げるまでに頭を使う感じがあります。 慣れればさっと組み上がるんでしょうけど・・・、手を離してブランブランにすると自重でキーボードが落ちてしまうという欠点もありますので、組み上げている最中にキーボードが外れてしまうというトラブルもあり得ます。 あと中古品を入手した関係で、少し汚れていたのですが、表面の加工の都合上模様みたいのが浮き上がる感じになります。 こんな感じ。キーとキーの間に模様みたいなのが見える。 エタノールでふき取ったら消えたので、メンテナンスを定期的にすると良いと思います。一体型の加工なので手入れの時に思い切ることができるのは利点です。 ただし表面が固いためテッシュだと細かい繊維が千切れて残るので、キムワイプなどの少し固い繊維のものを使ってください。 簡単な汚れだたら、ホットタオルなどを使うのも手だと思います。 重さですが約340gです。 カバーと一体型なので、スマートカバーが約180gであることを考えるとキーボード部分で、160g程度である点は、すごく評価できます。 ちなみにapple Magic Keyboard は230gほどです。 Bluetoothキーボードと違って、iPad本体から電源供給を受けている関係で、キーボードの位置が固定されます。 例えばadobeのソフトやクリスタ(セルシス製 CLIP STUDIO PAINT EX for iPad)とかのショートカットを使いながらapple Pencilで絵を描くなんて想定の場合は、分離が可能なBluetoothキーボードにした方が良いです。 さて重さだけで評価すると軍配があがりますが、打感などを考慮すると総合的に「なし」だなぁという結論に至りました。 iOSが今後JISに完全対応すれば、サードパーティ製のBluetoothキーボードも選択肢に増えるのですが、今のところiPadでかな入力するには、「apple Magic Keyboard 一択」です。 また最近10.5インチのiPadで、12.9インチサイズのこれを利用した記事がバズっていましたが、apple Magic Keyboard 使った方がいいよなぁと思った次第です。 iPad Pro 12.9 新型関連記事 ▽ iPad Pro 12.9 を初代2015モデルから2017年モデルに買い換える http://novel-99.at.webry.info/201802/article_3.html ▽ iPad Pro 12.9 新型2017モデルに初代2015年モデルの液晶保護シートを貼る http://novel-99.at.webry.info/201802/article_4.html ▽ iPad Pro 12.9 新型に初代2015年のケースを流用&新ケースi-Blason製レビュー http://novel-99.at.webry.info/201802/article_8.html 旧iPad 12.9インチ関連記事 ▽9.7から乗り換え 初動編 http://novel-99.at.webry.info/201712/article_8.html ▽比較と純正アクセサリー編(シリコンケースとスマートカバー) http://novel-99.at.webry.info/201712/article_9.html ▽apple pencil の置き場の試行錯誤(ゴムdeパッチ) http://novel-99.at.webry.info/201801/article_3.html ▽エレコム指紋防止高光沢液晶保護シートを貼る http://novel-99.at.webry.info/201801/article_5.html 【2015年モデル】エレコム iPad Pro 12.1インチ 液晶保護フィルム 指紋防止 エアーレス加工 光沢タイプ TB-A15LFLFANG エレコム 2015-10-29 ![]() Amazonアソシエイト by ![]() i-Blason iPad Pro 12.9 ケース 薄型軽い [公式Smart cover& Smart keywordコンパチ] 保護ケース 透明/K i-BLASON ![]() Amazonアソシエイト by ![]() |
<< 前記事(2018/02/09) | ブログのトップへ | 後記事(2018/02/11) >> |
タイトル (本文) | ブログ名/日時 |
---|---|
Surface Pro4 と iPad Pro 12.9 を比較してみる(大きさ、使い勝手、ペン)
デバイス製品の活躍の場ってのがありまして、今メインスマホは宗教上の理由などからXperia、ポケモンGoと音楽用にiPhone(妻のスマホはずっとiPhone、自分は二台持ちはじめてからiPhoneをサブで)、モバイルタブレットとしてdtab compact、お風呂用のタブレットと妻のAndroidゲーム用に Qua Tab PZ があります。 そこにデスクトップPCの前に座るまではいかないけど、ちょっとした調べ物をしたり、書き物、お絵描きをしたりする用の「サブデスクトップ」という活躍の... ...続きを見る |
novel99 2018/03/12 14:32 |
内 容 | ニックネーム/日時 |
---|
<< 前記事(2018/02/09) | ブログのトップへ | 後記事(2018/02/11) >> |